はじめに
Windows Server2019でグループポリシーの設定を行います。
WindowsServer環境で、Active Directoryを導入していれば、一括で配下のPCの設定を行いことができます。
今回は、Chromeブラウザーの一括設定を例にメモしておきます。
グループポリシーとは
ドメインに参加しているユーザー/コンピューターの設定や使用環境を一元管理することができる機能です。
インターネットの接続先を制限したり、特定のフォルダへのアクセスを制限することが可能です。
設定
下記サイトから
https://support.google.com/chrome/a/answer/187202?hl=ja#zippy=%2Cwindows
下記をダウンロードします
https://dl.google.com/dl/edgedl/chrome/policy/policy_templates.zip
ZIPを解凍して
policy_templates\windows\admxから
下記をC:\Windows\PolicyDefinitionsへコピーします。
google.admx
chrome.admx
ja-JP\google.adml
ja-JP\chrome.adml
コピー先
C:\Windows\PolicyDefinitions\google.admx
C:\Windows\PolicyDefinitions\chrome.admx
C:\Windows\PolicyDefinitions\ja-JP\google.adml
C:\Windows\PolicyDefinitions\ja-JP\chrome.adml
グループポリシーの管理を開き下記から、右クリックメニューの編集を選択します。
グループポリシー管理エディターが起動します。下記の部分が表示されていれば、コピー完了です。
Google→GoogleChromeのディレクトリにブラウザーのログイン設定があります。
こちらは、Googleサービスにログインしたときに、ブラウザーのログインを行わない設定です。
あとか会社のポリシーでパスワードを保存させないなど・・は、パスワードマネージャーを使えなくできます。
設定が完了したら下記のコマンドか?PCの再起動などおこなうことで。。設定されます。
gpupdate
さいごに
同様にedge、firefoxなど対応できます。
この手の設定は1台1台やっても、PC入れ替えだったり、忘れがあったりすると。パスワードなど漏洩しちゃうので・・
個人で使用するには、便利機能ですが。。管理画面だったり、、お客さんのサイトだったり・・仕事でつかうときは注意が必要ですよね・・
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