はじめに
さくらのレンタルサーバーで、sendmail使用時、ウェブサーバーから、さくらのメールサービスの独自ドメインにメールが送れない
エラーメールでunknown userが返ってくる・・
調べてみた
さくらのメールサービスは、独自ドメインを指定しても、内部的には、ユーザー名@アカウント名.sakura.ne.jpで登録されている。
送信メールサーバーもアカウント名.sakura.ne.jpを指定するらしい。
新・旧となっていて、そのサーバのSPFレコードは下記になっていた。独自ドメインが割り当てられていないので、そこかとおもったが、
さくらのサポートサイトをみると、メール・ウェブサーバーがさくらで同じ場合は、自動でメール転送してくれると記載がある。
ただ、独自ドメインに割り付けられた。IPと初期契約ドメインはIPが別々だった。
あと、スパムのブラックリストも、登録されていた。。。
SPFは
コントロールパネルからSPFレコードの使用項目の『利用する』にチェックをいれると下記
v=spf1 include:www****.sakura.ne.jp ~all
MXは
独自ドメイン. 3600 IN MX 10 www****.sakura.ne.jp.
昔と違ってさくらでは独自ドメインとっても、POPサーバー、SMTPサーバーは独自ドメインじゃなく。初期契約ドメインでのメールになるよう
独自ドメインでも実際は、ユーザー名@アカウント名.sakura.ne.jpで行い、ユーザー名@独自ドメインが両方できる感じ・・
さくらでは、下記の表記
www****.sakura.ne.jpはホスト名
アカウント名.sakura.ne.jpは初期ドメイン
旧
ユーザー名:ユーザー名
パスワード:ユーザーパスワード
POPサーバー:www****.sakura.ne.jp
SMTPサーバー:www****.sakura.ne.jp
****は番号
新
ユーザー名:ユーザー名@アカウント名.sakura.ne.jp
パスワード:ユーザーパスワード
POPサーバー:初期契約ドメイン アカウント名.sakura.ne.jp
SMTPサーバー:初期契約ドメイン アカウント名.sakura.ne.jp
DNSの確認は下記から
https://www.cman.jp/network/
スパムの確認は下記から
https://mxtoolbox.com/
問題
さくらコントロールパネルのドメイン設定画面で
メールの利用範囲を選択したドメインはメールでは利用しないになっていた。
この場合、自動でメール転送してくれないらしい。。。まぁ設定項目の名称そのままなんだけど・・
対応
どうも、先方が上記設定を変更したくないと・・・・・
したかがないので・・SMTPで送信することに・・・
設定方法は
さくらの場合。POP before SMTPでないとだめだったので下記で
サーバー名:アカウント名.sakura.ne.jp
ユーザー名:ユーザー名@アカウント名.sakura.ne.jp
パスワード:ユーザーパスワード
ポートは110
プログラムの中にユーザー名、パスワードを記載してしまうのでほんとはあんまりすきじゃないけど・・
sendmail
メリット:ユーザー名、パスワードを記述しなくてもよい
デメリット:SPFレコードを記述しないと、迷惑メールになる
SMTP
メリット:迷惑メールになりにくい
デメリット:ウェブサーバーに、ユーザー名パスワードの設定が必要、パッケージソフトの場合、対応していない可能性がある
PHPなどが別途ライブラリ(PHPMailer.php)を追加する必要がある。php.iniが触れない場合・・
さいごに
最近は、さくらのレンタルサーバー使わないから・・おぼえがきです。。
メールが、すぐスパムに登録されちゃうのって・・もうなおってるんですかね・・・