ホームページのコンテンツに動画を使用したい時、videoタグやYoutubeをよく利用するかと思われます。
今回は、jQueryプラグイン『jquery.mb.YTPlayer』でYoutubeにアップロードした動画をコンテンツの背景に設定する方法を紹介します。
YouTubeAPIを利用して実装する方法もありますが、今回はjQueryプラグインでサクっと実装してみます。
使い方
まずは『jquery.mb.YTPlayer』プラグインをダウンロードします。
jquery.mb.YTPlayer GitHubページ(外部リンク)
「jquery.mb.YTPlayer-master.zip」を解凍して「jquery.mb.YTPlayer.min.js」をhtmlファイルへ読み込みます。
<script src="js/jquery-1.12.4.min.js"></script>
<script src="js/jquery.mb.YTPlayer.min.js"></script>
html
動画を囲う親要素を作成し、その中に動画を呼び出す要素を設置します。
今回は動画の上に「電脳職人村」の文字も入れてみます。
<div class="video-container">
<p>電脳職人村</p>
<div id="videoPlay" data-property="{ videoURL: '●●●●', containment: '.video-container', autoPlay: true, loop: 1, mute: true, startAt: 30, showControls: false, showYTLogo: false}"></div>
</div>
動画の呼び出し設定は一例ですが、下記のように記載します。
<div class="video-container"> //動画を囲う親要素
<p>電脳職人村</p>
<div id="videoPlay" //動画の呼び出し要素
data-property="{
videoURL: '●●●●', //動画ID、またはURL
containment: '.video-container', //動画を囲う親要素を指定
mute: true, //音声ミュート
loop: true, //ループ再生
autoPlay: true, //自動再生
startAt: 30, //動画を何秒の地点から再生するか
showControls: false, //動画のコントロールナビゲーションを非表示
showYTLogo: false //Youtubeロゴや動画URLへのリンクを非表示
}">
</div>
</div>
CSS
動画を囲う親要素に"width"、"height"、"position: relative"を設定します。
/* 動画を囲う親要素 */
.video-container{
width: 100%;
height: 600px;
position: relative;
}
/* 動画の上に乗せる文字 */
.video-container > p{
width: 300px;
height: 3rem;
margin: auto;
text-align: center;
letter-spacing: 0.2em;
font-size: 40px;
font-size: 4rem;
position: absolute;
top: 0;
bottom: 0;
left: 0;
right: 0;
}
jQuery
あとはjQueryを記述するだけで完成!
<script>
$(function() {
$('#videoPlay').YTPlayer(); //動画の呼び出し部分に指定したID
});
</script>
上記のように実装してみると、こんな感じになります。都合によりGIFアニメーションです。
※ものすごくvery very とってもキュートなワンちゃんの動画は社員さんが提供してくれました。ありがとうございます!!!
動画のオプションをほぼHTML側で指定する仕様上、jQueryの記述がとってもシンプルなのでまだjQueryはそんなに詳しくないけど...という人でも導入しやすいと思います。
公式ページにたくさんオプションが記載されているので、もっとカスタマイズしたい!という場合は要チェックです。