はじめに
テレワーク勤務などに伴って、社内のノートに設定変更が必要ですよね。毎回ネットワーク設定で固定IPを変更したり、DHCPの設定にしたりと・・
テレワーク以外でも、営業でノートを持ち出しする場合など、Wi-Fiルーターに接続したりなど役に立ちます。
それが可能なソフトが「ヴァルヘルIPコンフィグ」という名前のソフトになります。
インストール
対応OS:Windows7,Windows10(要:Administrator権限)
実行には、netsh.exeコマンドを使用しているようなので、使用できるか確認が必要です。
ヴァルヘルIPコンフィグは、ベクターで掲載されているので、そちらからダウンロードすると安全です。
ダウンロードするとZIPファイルが、ダウンロードされます。windows解凍機能で解凍します。
解凍すると、下記の2つのファイルが生成されます。
インストラーが含まれていませんので、解凍後、ファイルをお好みの場所へコピーして、使用します。
移動後、vIpCnfg.exeで右クリックを押して、メニューでプロパティを選択して、互換性タブの「管理者としてプログラムを実行する」にチェックを入れておきます。この操作を行わないと、正しく設定・動作しません。
設定
vIpCnfg.exeをダブルクリックすると下記の画面が表示され、新しい設定0のタブがすでに作成されて、現在の設定が反映されます。
「新しい設定0」をわかりやすいようにタブで右クリックして「名前を変更」を選択して「社内」に変更します。
設定後、内容を保存するためにタブで右クリックして上書き保存をします。
次にDHCP用のタブを作成するために、ファイルの新規作成をクリックします。
下記の画面で生成されます。DHCPにする場合は、「IPアドレスを自動で取得する」にチェックを入れます。
DNSを設定する場合は、DNSのタブで設定をします。下記はDNSを自動に設定する場合の例です。
ここでは「次のDNSサーバーを自動で取得する」という設定なので設定しないと自動。設定すると設定されたものとなります。DNSの自動を設定する場合は、DNSサーバーアドレスリストにDNSが登録してある場合は、削除してから、「次のDNSサーバーを自動で取得する」にチェックします。
インストラーがないのでデスクトップにショットカットを作成する場合は、下記をクリックで簡単に作成できます。各タブ毎にショートカットが作成されますので、作成したタブを選択してから、個別にショートカットを作成します。作成したショートカットは、クリック後、すぐに設定を反映してくれます。
実際に切り替えをする
ショートカット以外の接続方法は、接続したいタブを選択して、設定反映ボタンを押します。再起動なく、接続が切り替わります。
ショートカット切り替え便利~~~
では。。
関連リンク
ヴァルヘルIPコンフィグダウンロードサイト(Vector)
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/net/se132582.html